外貨投資の手数料と利回りを比較

外貨投資のツボ「隠れたコストと落とし穴コストと利回りを徹底比較」

多くの人にとって、外貨投資というとき最も身近な手段は、おそらぐ外貨預金だろう。ただこれは、注意が必要な投資商品だ。コスト効率という面から見ると、メガバンク3行とネット銀行では、別の商品というくらいの差がある。はっきりいって、メガバンクの外貨預金は問題外だ。

 

とにかく、為替手数料が高過ぎる。豪ドルの場合で往復4〜5円、1豪ドル86.70円では、率にして4.5〜5.6%にもなる。そのくせ、金利は相対的に低めだ。結果として、為替変動なしとい立財提で試算すると、コストを差し引いた実質利回りは、高金利通貨の豪ドルですらマイナスになってしまう。外貨預金をしたいなら、ネット銀行を選ぶのが賢明である。

 

なお外貨定期預金は原則として中途解約できない。解約できる場合でも、大幅に下がった金利が適用され、解約手数料を取られることもある。また、預金保険の対象外だ。万が一、銀行が破綻したら、預けた資金は戻ってこない。″預金゛という言葉で勘違いしてはいけない。

 

メリットとしては、元本保証があること。ただし、これは外貨ベースでの話なので、為替差損はまったく保証されない。

 

外建て金融商品のイメージ

外貨建てMMFは外貨預金よりはメリット大

外貨預金と似た運用効果が得られる商品としては、外貨建てMMFのほうがメリットが多い。

 

外貨建てMMFは投資信託の一種だが、ほとんど通貨に投資しているのと同じ感覚で投資できる。いつでも解約一換金でき、また少額(1000円程度)から始められるのも魅力だ。分配金は毎月末に自動的に再投資されるため、複利効果が得られる。国債・公債や高格付けの社債に投資する安全運用で、外貨ペースでの場合、元本割れの可能性は非常に低い。

 

購入時の販売手数料は、投信と違って取られない。為替手数料は、豪ドル建ての場合、大手証券で往復1.6〜2円、ネット証券で1〜2円程度。やはり大手証券よりネット証券のほうが安いが、大手証券でも、メガバンク外貨預金の半額以下である。

 

投資家の資産は、分別管理で保護される。欠点といえば、通貨や商品の選択肢が少ないことだ。

 

※外貨投資の各方法でかかるコスト(豪ドルの場合)
※1豪ドル86.7円で購入(預け入れ)1年後に売却、その間為替レートや価格が変わらない(為替差損益・売却益なし)と仮定した場合

 

日本人の投資家に違和感あり

米国の雑誌をパラパラめくっていると、「スマートマネー」という言葉によく出合います。連載コラムのタイトルだったり、そのまんま誌名に冠したマネー雑誌だったり。

 

投資家として誌面に登場するのは、大企業や行政機関で働く中堅ビジネスエリートたちです。彼らは資産運用に積極的で、ベンチャー企業の育成にもひと役買っています。米国の成長は、こうした知識層が積極的に生み出す「知性ある資金」によって支えられてきたわけです。

 

日本はどうか。優秀で高収入のエリートは増加しても、おカネに振り回されることを嫌う傾向が強いようです。彼らが少し意識を変えるだけで、スマートな投資熱が高まるはずなのですが。私も含め日本人全体が投資に関して、リテラシーをもう少し引き上げないといけないと最近思うようになりました。

ニューヨーク市場は下落。ダウ平均は88.36ドル安の12592.80、ナスダックは16.03ポイント安の2842.80で取引を終了した。連邦債務上限引上げ問題で週末の交渉が不調、引き続き協議が難航していることで、朝方から下落して始まった。本日も民主党及び共和党が相次いで会見を行ったものの、協議は平行線を辿っており、株式相場も不透明感を嫌気して軟調推移となった。為替相場ではドル円が下がっており、円買いがすすんでいる。